いざ、宮之浦岳(屋久島)へ。
早朝の淀川登山口は、やや雲が多く、少し肌寒く感じた。
この日は、屋久島の天気「晴れ」の予報に、屋久島しゃくなげを見ようと、
多くの登山客・団体ツアー客が淀川登山口に集まっていた。
5:30登山口到着時点で、既に小さい駐車場は満車。
登山口から下に降りて、路肩スペースに駐車した。
準備運動を終えて、今日のコース、水場、トイレなど注意事項を案内して、
いざ宮之浦岳山頂へ向けて、お客様とともに出発。
屋久島の山々を彩る、屋久島しゃくなげの風景への期待もあってか、
足取りは心なしか軽く、登山道を一歩ずつ歩んでいく。
実は、2日前。屋久島では24時間に300mに及ぶ雨が降った。
この日も別のお客様を宮之浦岳へガイドするため、ツアーに出ていた。
しかし、天気予報の予想に反して、午前中から土砂降り。
雨の勢いは留まることを知らず、登山道は滝のように水が流れ、
ガイドとして、「ツアー続行は危険!」との判断で、
投石平にて、引き返すこととなった。
たった2日違うだけで、こうも天候が変わるものか!
自然への畏怖の念、そして、その中で、今日という日が、
天候に恵まれたことの有難さ、をかみ締めながら、頂上を目指した。
期待を抱いていた、屋久島しゃくなげは?というと・・・
昨年に比べても、既に標高の低いところから、屋久島しゃくなげの蕾が見られ、
日当たりの良いところでは、既に開花していた。お客さんも大興奮だった!
特に、屋久島しゃくなげの開花が目立っていたのは、
黒味岳頂上手前~頂上付近、投石平~最後の水場、
翁分れからの登り愛子岳方面など。
とにかく、見渡す限りしゃくなげばかりで、幸せな気分になること間違いなし。
今年は、数十年に一度の大当たり年とも言われているが、
まさに、その言葉通り、奥岳付近は、桃源郷のような世界が広がっていた。
毎年、「今年の屋久島しゃくなげは、どうか?」と話題になるのだが、
その行方は、神のみぞ知る!なのだが、今年の屋久島の奥岳は、
シャクナゲが彩る「神の庭」になっていた。
屋久島しゃくなげの開花模様
2014年5月28日のツアーの風景を映像でご覧頂けます。
歩きながらの撮影のため、少々ブレがありますが、
臨場感ある屋久島しゃくなげの模様がお届けできればと思います。
6月6日催行まで受付中!一人旅でもOk!
※催行日など前日までご相談可能です。
屋久島しゃくなげが見られるツアーの詳細は下記ご覧ください!
【おすすめ1】
九州最高峰・百名山の山頂を日帰りで目指すなら!
歩行時間10時間ほど、一人旅でもOK!
【おすすめ2】
1泊2日のテント泊が体験できます♪
屋久島で、山泊デビューしよう!一人旅でもOK!
【おすすめ3】
脚力・体力に自信のない方におすすめ!
歩行時間6時間前後、一人旅でもOK!