【レポート】屋久島のトビウオ漁師さんと作る”さつま揚げ”体験-オンライン版-


屋久島のトビウオ漁師と作る、さつま揚げ作り体験とは


2020年5月30日(土)15時から、埼玉で田舎体験を提供しているINAKA PROJECT、屋久島でトビウオ漁をする風人丸と共催で「【おうち体験】さつま揚げを作ろう!〜屋久島から海の幸が届く体験!〜」を開催しました。せっかくなので、こちらでイベントレポートと開催に至った経緯などお話したいと思います。
まず一つの疑問が…なぜ屋久島の山や川を案内するガイドの島結-SHIMAYUI-が、「屋久島トビウオ漁師さんと作るさつま揚げ体験」を開催したのか?それは、島結-SHIMAYUI-のもうひとつの事業と関係してくるのです。
島結では、2017年から屋久島のトビウオを使った「あごだし」製品の開発と製造・販売をはじめました。
屋久島でトビウオというと、お刺身、塩焼き、姿揚げ(←屋久島に来たことがある方は、民宿で食べられたかもしれませんね!)、すり身にして、さつま揚げ(”つけあげ”と呼びます)にするなどが定番の食べ方になっています。最近では、燻製などあらたな定番商品も登場してきています。
島結でも、製造している「屋久島だし醤油の素」が、第52回 鹿児島県水産物品評会にて「水産庁長官賞」を受賞して、少しずつですが、屋久島のトビウオ消費に貢献しはじめたところです。
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今回、さつま揚げを食べる際に、お試してもらいました!前日に、お醤油は各自入れてもらいました。

とはいえ、屋久島のトビウオ消費全体を考えたら、まだまだです。それから、「屋久島だし醤油の素」に関しては、特殊なトビウオを使用していて…屋久島の漁師さんには色々と無理を聞いてもらっています。これ以上は、長くなるので、この話はまた別の機会に。


屋久島の漁師さんのためにも、食卓にトビウオを


島結の商品が製造できるのも、海に出て、魚を獲ってきてくれる漁師さんがいるからこそ!
だからこそ、
・屋久島のトビウオを多くの方に食べてもらうこと!
・そして、魚離れが進む食卓に、もっと魚を!

 

を進めるべく、風人丸でトビウオ漁師として活躍する女性漁師・かよたんとタッグを組んで、このイベントに挑みました!
まずイベント前に、参加者の方々にお送りしたモノがあります。
〈お送りしたものリスト〉
・屋久島の塩トビウオ2尾←トビウオがどんな魚が知ってもらうために。
・トビウオすり身(味付けなし)←さつま揚げ用です。
・屋久島だし醤油の素←さつま揚げを食べる時に。

 

参加者には、屋久島からお送りしたトビウオのすり身で、さつま揚げを作ってもらいました!

「いただきます。と ごちそうさま。」の直接体験


今回のイベントで一番伝えたかったこと…

それは、今、自分の目の前にある食材は、どこで、どうやって、獲れたものなのか?
そして、その食材は、どうのように調理されて、自分の口に入るのか?
大切な家族とこのことを考える機会は、そう多くないと思います。
自分自身も、屋久島へ移住して、暮らし始めるまでは、食べ物は、美味しいか、美味しくないかくらいで、恥ずかしながら産地や添加物のことをあまり深く考えることはありませんでした。でも、美味しいには、やっぱり理由があるし、安全・安心な食事って何だろう?を家族で一緒になって考えるというのは大切だなと今は感じています。
話を戻しますが、今回のイベントでは、
Q1:どこで、どうやって、獲れたトビウオなのか?
これは、もう海で漁に出ている漁師さんが直接、その話をしてくれるわけです。
オンラインではありますが、立派な直接体験になるのではないかと思ってます。
Q2:どうのように調理されて、自分の口に入るのか?
そのどう調理されて…をまさに自分たちでやってもらう。
漁師さんとはオンラインでのつながりですが、自分で作るのでまさに直接体験ですね!
この体験を、屋久島のトビウオを通して、子どもたちにも、大人たちにも、経験してもらえたらなという想いでこのイベントを作りました。
島結では、「いただきます。と ごちそうさま。」の直接体験と呼びたいと思います。

INAKA PROJECT 隊長は、熱烈な屋久島ファン


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上段真ん中が、今回のファシリテーター役のINAKA PROJECT 隊長ことまなっちょ。
今回、一緒にイベントを開催したINAKA PROJECTの隊長(←あだ名w)は、島結のガイドツアーのお客様で、かれこれ6年くらいのお付き合いになります。屋久島にももう8回は、来てくれてますかねー(笑)
縄文杉には5回、宮之浦岳3回、花山歩道も歩いた強者です!そして、屋久島から伝えたいことがあると相談したら、今回の企画をセッティングしてくれました!心強い!!

 


屋久島の漁師さんってどんなお仕事なの?


そんな屋久島大好きな隊長から、参加者へ向けて、熱い熱い「屋久島紹介」をしてもらい、いよいよ、漁師かよたんの「漁師のお仕事紹介」です!
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オンラインで、さつま揚げ作りの教える漁師のかよたん
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トビウオの胸ビレの様子

参加者の方々には、トビウオをお送りしているので、まさにこのトビウオがどんなふうに、漁師さんが獲ってきて、目の前にあるのかを、漁師さん自ら語ってもらうという、子どもも大人も知的好奇心をくすぐられるお話が繰り広げられました。
トビウオの胸ビレが、種類によって、模様や色が異なるなんてご存知ですか?
そして、その後の展開ですが…
はい、レポートはここまで。
イベントが好評だったこともあり、なんと第2回(6月28日15時よりzoomにて)の開催が決定しました!
ということで、続きは、ぜひ第2回のさつま揚げ作りオンラインイベントでお楽しみください♪
※先着6組様限定ですので、ご予約はお早めに!6月22日(月)12時締切です!

第2回オンライン版「トビウオさつま揚げ作り体験 6/28」予約受付中


第2回、6月28日開催決定!!料理に興味がある方、おさかな好きな方、屋久島に来てみたい方のご参加お待ちしています!
第2回、6月28日開催決定!!料理に興味がある方、おさかな好きな方、屋久島に来てみたい方のご参加お待ちしています!

外部サイト(TABICAイベントサイト)へリンクします。